インタフェース
SH−4のポートJ、C、D、Eを利用することにしたので
回路図を作成します。
論理レベル変換
CAT760は、I/Oの論理電圧として、3.3Vを採用しています。
LDCディスプレイの論理電圧は、5.0Vなので、直結は不可能です。
従って、電圧変換が必要になります。
今回は、74HCT541を利用し、3.3V→5.0Vとレベルを
変換しました。
プルアップ抵抗
CAT760は、SH−4を採用しているので、ポート入力では
内蔵プルアップ抵抗を利用できます。スイッチとポートを、直結
して、外付けのプルアップ抵抗をつけませんでした。
プログラムで、ポート内部に、プルアップ抵抗を入れます。
30V直流生成
LCDディスプレイは、30Vの直流電圧を必要とします。
手持ちで、TL497があったので、5Vから昇圧して30V
を生成しました。最大で20mA程度の電流容量なので、効率は
悪いですが、このICとマイクロインダクタで実現しました。
インバータ
LCDディスプレイは、バックライトにインバータを使います。
秋月電子で販売されていた冷陰極蛍光線管インバータユニットを
使いました。12Vが必要だったので、手持ちのDC−DCコン
バータを入れて、5Vから12Vに昇圧しました。
外部ハードウエア
必要な回路、コネクタを基板に半田付けし、アクリル板に
固定しました。